【新宿ランチの話】まるしん本店
前職は陸の孤島のような場所にあったため、昼食はもっぱら社員食堂であった。
味は可もなく不可もなく、400~500円で栄養バランスの取れた食事をいただけるのは有難かったが、毎日決まった時間に決まった場所で昼食をとることは、何となく「作業」という感じがして、味気ない感じがしていた。
転職先は西新宿にある。
立ち並ぶ高層ビルにはそれぞれたくさんの飲食店がテナントとして入っている。
新宿駅まで足をのばせば、様々なジャンルの飲食店がある。
ちょっとしたカルチャーショック。
せっかくこんな恵まれた環境なのであれば、新宿のランチを極めようじゃないかと。
とはいえまったく土地勘がないので、まずは食べログで気になるお店をピックアップして、一軒ずつ訪問したいと思う。
ローカル店もチェーン店も関係なく、気になった店に足を運ぶ。
というわけで、一番初めに選んだのが「まるしん」さん。
ちゃんぽんが有名なようですが、いわゆる町中華って感じのお店。
まるしん 本店
東京都新宿区西新宿7-22-6
https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13042638/
▲西新宿のビル街から少し歩いたところ。味のある看板に惹かれる。
▲メニューはこんな感じ。
ランチメニューは「ラーメン+半チャーハン」や「肉野菜炒め定食」など、町中華らしいラインナップ。
お店としては「長崎ちゃんぽん」が一押しのよう。写真はないが、チャーハンも美味しそうだ。
▲かなり悩んだ結果、「DX皿うどん」に。950円。
たぶんチャーシュー、たまご、海苔、メンマあたりがデラックス仕様なんだろうと想像。
お店が混みあってきた。
熱さに怯まず、黙々と箸を進める。
餡のとろみは強すぎず弱すぎず。塩気が控えめで、あっさりとした上品な味付け。
おそらくちゃんぽんのスープを使っているんだと思うが、スープの旨味が強く感じられて美味しい。
普段皿うどんを食べるときは、途中でお酢をかけて味変させるのだが、なんかもったいない気がして、そのまま完食。
量がちょうどよかったのも好印象。午後も頑張ろうと思える。
食べログ評価は3.45、私的評価は一旦3.5。
皿うどんだけだと評価しきれないので、今度はちゃんぽんを食べてみよう。
職場からも近いし、とりあえずスタメン入り。
【美味しいご飯の話】うなぎ 目白ぞろ芽
転職をして一番大きな変化を実感したのは、自分の時間が大きく増えたことです。
往復で3時間かかっていた通勤時間は半分以下に縮まり、勤務時間も一日あたり2時間は短くなったと思います。
仕事帰りに家電屋さんや本屋さんに寄り道する生活なんて、半年前は想像もしていませんでした。
また、基本的に在宅勤務が推奨されていることもあって、家族との時間がものすごく増えました。
それはそれで嬉しいのですが、毎日ずーっと家にいると、ちょっと窮屈さを感じることもあり、心の健康維持のため、週に一度は出社するようにしています。
で、出社した時の楽しみが、ちょっと良さそうなお店に行くこと。
緊急事態宣言下、わいわいガヤガヤ会食するのは憚られるので、1〜2名で、お店で静かにいただくか、テイクアウトで楽しむことにしています。
前置きが長くなりましたが、本題です。
この日はうなぎ。目白にある「ぞろ芽」さん。食べログ評価3.70。
うなぎ 目白ぞろ芽 - 目白/うなぎ/ネット予約可 | 食べログ
▲目白駅を出てすぐ左、細い坂道というか階段を下ったところにお店があります。
▲ぞろ芽さんでは、貴重な「共水うなぎ」がいただけます。
静岡県焼津市の共水グループさんが育てている共水うなぎは、天然鰻に近い香りと、しっかりと脂がのった肉厚の身を楽しむことができます。流通量が少なく、幻のブランドうなぎと言われているようです。
▲くりから(700円) ふわっと仕上がっていて美味しい。串でもうなぎの味をしっかり感じることができます。
▲う巻(1,950円) 大分から取り寄せた地鶏の卵を使っているとのこと。うなぎに負けないくらい卵の味がしっかりしていて、とても美味しかったです。
▲肝焼(800円) その日にさばいたうなぎの肝を使っているそうです。変なクセはなく、旨味と苦みのバランスが絶妙で、美味しくいただけました。
▲共水うなぎ(6,000円) 本日のメイン。オーダーからできあがりまで30分くらい要します。
▲お重の中で、ズドーンと鎮座しています。ふっくらと肉厚。たれの味は強すぎず、うなぎ自体の美味しさを感じることができます。
▲ねぎ白焼き重(4,150円) ねぎとだし醤油でさっぱりといただきます。
ちなみに平日の18時30分に予約して行きましたが、先客は二組で、お席には余裕のある感じでした。
平凡なサラリーマンの私にとっては、ちょっと奮発したディナーになりますが、一度食べる価値があると思います。
栄養満点の共水うなぎに満たされて、良い一日となりました。
【三鷹・吉祥寺の話】日本茶の店 さらさら
毎週土曜日は、娘の習い事の送迎。
習い事の最中は特にやる事がなく、かと言って一旦家に帰るのも億劫なので、カフェでぼーっとするのが習慣になっている。
近頃、在宅勤務がメインになり、常に家族と接するようになってからは、この一人で何もしない時間が、なんとも貴重だと感じるようになってきた。
今日は何となくコーヒーの気分ではなかったので、三鷹駅の南口から徒歩1分のところにある日本茶カフェの「さらさら」さん。
▲三鷹駅南口から線路沿いに東(新宿方面)へ。
▲緑に囲まれた一軒家が見えてきます。
▲雰囲気のある店構えですね。
▲メニューはこんな感じです。
飲み物にはお茶うけがついていて、数種類の中から選ぶことができます。
▲じめじめ蒸し暑い日だったので、冷たい玉露芽茶をいただきました。たっぷり「おかわり」も用意されます。お茶うけはかりんとう。
芽茶らしく、しっかりとお茶のうま味感じられます、たぶん。
※味覚がポンコツなので、あくまで個人の感想です。
▲店内はこんな感じ。窓から見える玉川上水緑道の木々に癒される。
上品かつチャーミングな店主さん。
淡々と流れるクラシック音楽。
実家の居間でごろんとしているような、ゆっくりとした時間が流れていて、あれこれ考え事をするにはよい場所。
ちなみにこの日はいただきませんでしたが、抹茶ゼリーは絶品です。
ジブリ美術館から1kmくらいでしょうか。
玉川上水散策の休憩場所としても良いかもしれませんね。
はじめに
はじめまして。
ブログはじめました。
ごくフツーの会社員です。
先週40歳になりました。
40歳ってもっと大人だと思ってましたが、精神面は20歳の頃からあまり変わっていないように思います。
不惑なんて程遠く、毎日ふわふわ迷走していています。つい最近、新卒から約17年勤めた会社を勢いで辞めてしまったところです。
自分でも「今さらブログ?」なんて思っているのですが、突然やりたいと強く思ったので、始めてみました。
理由は2つ。
前述のとおり、つい最近転職しました。
自分で言うのもなんですが、それなりに大きな会社で、責任あるポストに就き、そこそこ給料をもらってました。
でもそのかわり、とにかくたくさん働いてました。体壊すまで働いてました。
で、40歳を目前にして、自分の人生を振り返ってみると、つまらない人生を送ってるなぁと感じたんですよね。
日々の大半を会社で過ごし、気づけば一人娘は小学生に。友達はおらず、休日はダラダラ過ごすのみ。コロナ禍で飲みにも行けない。
このままじゃダメだ!と思ってから、自分でもびっくりするくらい行動が早かった。
たまたまご縁があって、自宅から近い、労働環境が整った会社にお声がけいただき、人生がガラッと変わりました。
素朴で平凡だけど、毎日が充実していて、自分が生きてることを実感できている。こんな毎日を忘れないように記録に残したいなと思ったんですよね。充実した40代を形に残しておきたいと。
もう一つ。
転職先は小さな組織なので、一人あたりの守備範囲が広く、私も長年やってきた経営企画に加え、広報を担当することになりました。しかも一人で。
広報はまったくの未経験なのですが、分からないなりにやりたい事はたくさんあって、でも予算は限られていて。
で、何より困ってるのは、文章が書けないんですよね。人に見てもらうための文章が。
ならば、たくさん場数を踏むしかない!と考えました。
と、こんな薄っぺらい理由で始めるので、世の中に向けて発信したいことは特にありません。自分のために、とにかく駄文を書き続けるのですが、もし誰かが目にしてくれたら嬉しいです。